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ゴールデンウィークにクルマで宇都宮に行った。下道で。
往路は新4号で、それなりに速い流れに乗ってまあまあ早めに着いた。鹿沼のほうを通った復路は断続的に渋滞して時間がかかった。
宇都宮は関東平野でも特に平らなエリアの真ん中にある。発展を阻害する山や河川がほとんどないため、広がり放題。道路は広く、各建物の敷地も広く、だだっ広い街だと思ってきた。僕は勝手に「日本のオクラホマシティ」と呼んでいる。
だが、実際に行ってみると、少し違っていた(初めて行ったわけじゃないんだけど、都市観察目的では初)。まず、市街地北西部に丘陵がある。イメージほど平らではなかった。北西部以外は本当に平らだったけど。
河川は田川という細いのが一本流れてる。大都市を養えるクラスの河川ではないが、JR宇都宮駅のすぐ西を南北に流れていて、駅前繁華街の広がりを制限してきたんだな思った。宇都宮はJR駅前より東武駅周辺(オリオン通り)のほうが栄えている。駅周辺より香林坊が賑やかな金沢市に似ている。JR駅と東武駅を結ぶ交通機関が必要だと思った。ライトレールはここまで伸ばすべきでは。金かかりそうだけど。
ライトレールはJR駅の東口から東のかなり遠くまで伸びている。一般道だけど専用の車線を使うので、路面電車とはちょっと違う(と思う)。駅西側と違って比較的静かなエリアを走るので、採算取れるのかなと思ったけど、行きも帰りも超満員だった。特に子供に人気だった。でも、これバスでいいんじゃね?とも思った。ライトレール用に道路を作り直すのに莫大な予算がかかってそう。信号も専用に作り直してるからね。バス優先車線を整備してバスの本数を増やした方が効率的じゃないかなあ。
繁華街では、ドン・キホーテが興味深かった。あれ、全部繋がった長い建物なんだと思う。中も僕が今まで訪れたどのドンキよりカオスだった。建物の構造がね。
都市観察メインであんまり写真撮らなかったんだけど、何枚か掲載する。そのままだとあんまりな出来のものばかりなので、Hipstamaticのマジックの力を借りた。

これがライトレール。


JR駅前のヨドバシ。


餃子の妖精?像。あんまり可愛くない。


餃子屋さんの前はどこも長蛇の列だった。


駅前通り。

このドンキとその他の建物群は全部繋がってると思う。



帰路土砂降りが降った後。雨雲の下に夕焼けがのぞいててドラマチックだった。