写真を絵画化するiOSアプリ「Waterlogue」が大更新された。選べるスタイルが2倍くらいに増え、ついでにサブスク化した。買い切り時代に購入していたユーザーは、永久ライセンスをもらえる。
買い切りからサブスクに方向転換、古いユーザーには永久ライセンスというのは、最近の流れなのかもしれない。ヤマハのMobile VOCALOID Editorもそうなった。僕はどっちも買っていたので永久ライセンスをもらった。価値があると思ったものは、ケチらずに買っておくべきという教訓を得た。今回のことで。
今回のアップデート内容だが、まず、カラーを色々変えるスタイルが追加された。絵のタッチはスタンダードな「鮮やか」に近い感じで、全体の色調を変える。さらにモノクロ化。温かみのあるグレーや青っぽいのとかも選べて、こちらは絵のタッチもそれぞれで若干違う。
フチを白くするかどうかや、自動露出補正のON・OFFという項目も追加された。

アプリの画面。サンプルの写真がまたいいんだよね。

この写真をアプリで絵画化したのを列挙していく。サイズは大でフチなし。

一応スタンダードと思われる「鮮やか」

「鮮やか」の色調を少し抑えた「ナチュラル」

色調をどぎつくした「メリハリ」。前は「ビビッド」だったような?

「明るい」という名前だが明るくはない。むしろアンニュイ。以前から露出不足の写真を無理やり増感したような感じだったが、今回も変わらず。

アプリ登場当時からこのブログでもお気に入りだと書いてきた「流線的」。宮崎駿的でもあり、ウジェーヌ・ブーダン的でもあり。

歴史を語ると、10年くらい前のアプリ登場時、宮崎駿の「雑想ノート」みたいな輪郭線+水彩画で評判が良かった「技術的」というスタイルがあったのだが、下地の方眼線が邪魔だといわれ、方眼がない「技術的」として「流線的」というスタイルが追加された。その「技術的」がこれ。今は「It's Technical」という名前になっている。

「Cutouts」。以前は「ちぎり絵」みたいな名前だったと思うが…。このTinrocketという会社は、ちょいちょいスタイル名を変える。

これもお気に入りの「旅行記」。僕の中では、モレスキンのクリーム色のページに描いた旅のスケッチというイメージ。
以前から、これは使えないと書いてきた「雨」。にじみがひどい。

登場時は使えなかったが、更新のたびによくなって、今では「流線的」に匹敵するお気に入りな「イラスト」

ちょっと良くなった気がする「濡れた」。でもこれを使うなら「鮮やか」かなあ。

これもなぜかよくなった気がする「浅い」。平面的な感じが欲しいときはいいかも。

これも前はダメだったんだが、今は「鮮やか」あたりと区別がつかないくらいになって、逆に使わないような気がする「色咲く」。線を太くしたいときは使うか?

昔の本の挿絵のような、ポスターのような趣のある「ファッショナブル」。雑な輪郭線が逆に良い。

「ファッショナブル」を下手糞にしたような「滲んだ」 色調もちょっとね…

ここからは色調変化系の中からいいと思うやつを。これは「青々とした」。ウェットな空気感が好きかな。

こちらは「ゴールド」。ノスタルジーというか記憶の中の風景というか。

ここからは「モノ」カテゴリから。「ウォームグレー」。モノの中で輪郭線の具合やにじみが一番いいかなと思うのがこれ。

「彩色セピア」。これはいい。このくらいの彩度だと、記憶の風景でもありつつ、色も思い出しやすい。
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人の顔が写ってるとか、車のナンバーが写ってるとかで使いづらい写真をこれで加工してブログに使う、という用途には、ほんとに最強のアプリだ。同じTinrocket社の最強線画アプリ「Olli」は、まだ買い切りなので、買ってない人は急いだほうがいい。